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総帥Diary - 徒然なるままに -

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「のーぶら」読了 

のーぶら 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
ちょっと引くかもしれませんが、私はいわゆる「TS(trancesexual)物」の作品が好きです。このジャンルは大きく2つに分類されます。一つは何らかの理由により実際に性別が変わってしまうケース。メジャーなところでは「らんま1/2」が代表格でしょうか。もう一つは性別は男性だけど見た目がどうみても女性にしか見えないケース。こちらは「ストップ!!ひばりくん!」が代表格でしょう。

「のーぶら」は少年チャンピオンで連載された川津健二朗氏の全5巻の作品で、「ストップ!!ひばりくん!」の再来といった評価を良くされているようです。

ストーリーはこんな感じ。

一人暮らしをしている主人公・片岡正人の元に突如同居人が現れます。正人は父親から幼馴染の男の子が来ると聞かされていたのに、そこに現れたユウキは飛び切りの美少女。混乱する正人の元にユウキの母親から電話があり、そこでユウキが「男性」で有る事を改めて知らされ正人は驚愕します。ユウキは正人との10年前の思い出を頼りにやってきたと言いますが、正人にはその記憶が全く有りません。そんな中二人の同居生活が始まりますが、ユウキが正人と同じ高校に「女性」として通学し始めた事から、正人は秘密を複数抱えた綱渡り生活を送る羽目になります。

ユウキとの同居がばれて担任の水谷麻里子が監視名目で正人の部屋に転がり込んで来たり、学園のマドンナ的存在である大空 薫との交際が始まったりと、この手の漫画の主人公としての定番コースを着実に歩んでいく正人。

そんな正人を巡るヒロインが2人出てくるのは王道の展開ですが、この作品ではその一人が男性である点が通常パターンとは異なり、そこをどうやって決着させるかが作者の腕の見せ所と言えます。

相手が男である事が分っており、そこに憧れだったマドンナが彼女になってしまえば、普通ならばどうしたってそっちの道を選びそうなもんですが、この優柔不断な主人公はそうはならず、ずるずると二股状態を続けてしまいます。こうした正人のダメっぷりがファンの間で大層不評を買っていたようですが、一概に彼を責められない部分もあるとは思います。

というのもユウキは非常に健気に見えますが、その中にも確信犯的な行動が結構目立つんですよ。薫と正人が付き合ってるのを知っていて「家に居る時だけでいいから私の恋人になって」と正人に訴えるところとかね。都合の良い存在に自分を置く事で、正人が自分と距離を置こうとするのを防ごうとしているわけで、こんなシチュエーションが現実にあるかはひとまず置いとくとしても、もし私が正人の立場に身を置いていたらやはりユウキの提案を拒否出来ないんじゃないかと思います。ずるいかもしれませんけどね。

教頭にユウキとの同居がばれたところから話は終末に向かうわけですが、この後の展開は正直期待外れでした。正人の退学を防ぐために自分が男性である事を告白し、全てを吹っ切ったように(見せかけながら)男性として振舞うユウキ。そのユウキは正人から自分が10年前の思い出の人では無い事と、その人物が実は幼少期に一緒の保育園に通っていた薫だったと告げられ失意のまま静岡に帰ってしまうんですが、ここで何かあるのかと思いきや、あっさり戻ってきてギクシャクしていた正人と薫のキューピッドになっておしまいって何だそりゃ。

振り返ってみると、薫の扱いが中途半端だったのがこの作品の物足りなさ(厳しい言い方すれば敗因)の原因なんだと思います。入学試験の時の出会いは事実だけど、その後電車で痴漢から助けた話は別人なわけなんで、そんな薄っぺらい理由でどうしてあれだけの女性が正人に思いを寄せるのか説得力が無く、二人の絆みたいなものがどうにも見えない。だから最後に無事ヨリを戻せて良かったねって言われても何とも「はぁそうですか」位の印象しか持てないわけで。

途中薫が幼少時に両親が離婚して父親と離れた話と、正人には母親が居ない話がそれぞれ出てきて、これが二人の関係の複線じゃ無いかと読んでいたんですよ。ようするに二人は異母兄妹(or姉弟)なんじゃないかって。

正人と薫は結構物語序盤にあっさり付き合い始めるわけですが、その描写もすごく微妙で、単に映画を見に行って「また二人で会える?」って言われただけで付き合い始めた事になってんですよね。これ見て違和感感じたのは多分私だけじゃないでしょう。こうした淡白な描写は二人の関係の希薄さを意図的に演出したものであり、後に二人の血のつながりが発覚する事で破局していく布石なんだと深読みしていた自分がちょっと嫌になりました(;´Д`)。

というわけで読み終わったこの作品を一言で表現するとしたら、「出来の悪い「君が望む永遠」」って感じでしょうか。話は全然違いますけど、主人公のひたすら受動的なダメっぷり、ヒロイン?の健気さと報われない恋、優柔不断が招く展開の後ろめたさ、この辺は結構要素的に共通していると思いました。ただ君望と違うのは、各キャラクターを最大限に動かせなかった事に起因する演出の未熟さです。

作者は成年コミックからの転向組のようですが、エロ描写に力が入っていたのはそれとは関係なく時代の趨勢であり、長編ストーリーを扱う技術力がまだまだ足りなかったんだと好意的に解釈する事にします。絵は5巻通してグングン上達してますね、江川達也と貞元義行を足して2で割った感じで。それだけに終わりが盛り上がらなかったのが非常に勿体無かったと思います。今は別の作品を描いてるようですのでそっちを期待したいところです。

caclsのエラー 

朝の9時に会社の人からの電話で叩き起こされました('A`)

うちで使っている全社員向けのファイルサーバのフォルダ構造をリニューアルする為、特定のフォルダから配下の全てのフォルダとファイルに対して、既存のACLを保持しつつ特定のアカウントのACLを追加する必要が出ていると。

置き換えならエクスプローラからのGUI操作でも出来ますが、既存のACLを保持しながら一気に置き換える操作は出来ず、フォルダやファイル個別に設定するしかありません。数十万のフォルダや数百万のファイル相手に手動でこんなの設定していたら終わる頃には第3の目が開いて悟りの境地に到達してしまいます。

なので、これをcaclsというコマンドで一気にやってしまおうってわけです。担当者もこのコマンドは何度もやっている人なんで、時間はかかるかもしれないけどほっとけば終わるだろうと思っていたところ、「データが無効」「システム コールに渡されるデータ領域が小さすぎます」など今まで見た事の無いエラーが出まくったそうで、それで電話がかかってきました。

caclsでは、/eオプションで既存の権限にACLを追加させ、/tで指定したパスから配下の全てにそのACLを適用するよう指示出来ます。なので、適用範囲のルートフォルダに対して実行すれば、後は完了まで放置するだけでOKの筈なんです。

過去に私も何度もやってきましたし、それがどうしてそんなエラーが出るのかと、VPNで会社の環境に接続して確認したところ確かにその人の言う通りのエラーが出てます。

knowledgeを当たってみてもちょっと同じ状況のケースが見当たりません。共有フォルダはとかくユーザーが深い階層や有り得ない程長い名前付けたりしますんで、多分この辺が関係しているんじゃないかと思いますが、エラーの出たフォルダ内のファイルをピンポイントに指定するとACLの適用が出来てしまうので、もう何が何だかさっぱり分りません。

ACLの付与が出来そうにないので、ひとまず他の方法で代替する事にして一旦作業を終了して貰うことにしました。

休日って休む日って意味なんだけどなぁ・・・ていうか、この作業休日勤務としてカウントしてもらえんだよな?('A`)。
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