FC2ブログ

総帥Diary - 徒然なるままに -

08 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 10

FC2カウンター

プロフィール

カレンダー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

GoogleAdSense

月別アーカイブ

カテゴリー

メールフォーム

ブログ内検索

Steins;Gate 「線形拘束のフェノグラム」 クリア  

Steins;Gate0をプレイする前に片づけておきたい。というわけで3年越しで「線形拘束のフェノグラム」をクリアしました。

残っていたのは、ルカ子、フェイリス、萌郁、まゆり、紅莉栖のシナリオ。

ルカ子、フェイリス、萌郁については3年前にクリアしていたようですが、正直話を殆ど覚えていなかったので改めてやり直しました。

ルカ子については、基本的に1作目のシナリオを踏襲しています。

1作目ではまゆりが望んだコスプレ姿を見せる為に過去にタイムリープした後、オカリンと共にまゆりを見捨てた「共犯者」として生きる事を選びました。

今作ではその行為が逃げでしかない事をルカ子自身が自覚し、元の自分に戻ることを決意しています。以前1作目をプレイした際、ルカ子の行為は自己満足と偽善でしかないと感じたものですが、それを払拭するお話だったと思います。

まぁオカリンにとっては都合の良すぎる展開ではありますけどね(;´Д`)

フェイリスについてはもう完全にIF話ですね。普段超然としているフェイリスがドロドロとしたネガティブ思考に没入していく際の描写は、カオスヘッドさながらって感じでしょうか。

後は過去に飛んだ鈴羽が生存している唯一のシナリオという点において、シュタインズ・ゲート世界線に到達出来なかった世界での数少ない救いなのかもしれません。

萌郁についてもルカ子のシナリオに近いですね。1作目ではFBを盲目的に信じ依存し続けた結果、救いようの無い最後を彼女は迎えるわけですが、今作ではラボメン達との触れ合いにより親愛の情を持つに至った萌郁が、FBの指示に逆らい自身の意思で彼らを守ろうとします。

その結果結局は死に至るわけですが、α世界線での絶望的な最後と比べれば雲泥の差なわけで、こうした経験による記憶がシュタインズ・ゲート線での彼女に繋がっていると信じたい。

まゆりについてもこれまである意味蚊帳の外だった彼女が、オカリンの苦悩の原因が自身の死に有る事を認識するという点で興味深い展開になっています。

ただまゆりがオカリンの人質になる経緯をDメールで改変する事により、幼馴染だったオカリンとの関係が無くなってしまう、という流れがイマイチ納得いかなかった。

おばあちゃんが亡くなる前から二人は幼馴染だったわけですし、まゆりが祖母の死に立ち会えなかった事で心を閉ざしてしまう状況が発生しなかったからといって、その後二人が全くの他人になる程距離が空いただろうか?、という疑問が有ります。確かにゲーム中では「祖母の死後まゆりは蒲田に引っ越した」とはありますけど。

最後にオカリンがまゆりを見つける流れは、ある意味1作目のTrueエンドを彷彿とさせ感動的ではありますけど、ラボも無ければ紅莉栖がどうなったのかもはっきりしない世界線なので、これは完全にまゆりファン向けのIFシナリオと割り切るのが正義でしょうか。

で、いよいよ私的には本命と考えていた紅莉栖のシナリオについて。

1作目でまゆりの死をどうしても回避出来ず、UDX前で途方に暮れていたオカリンに対して救いの手を差し伸べた紅莉栖が、あの場面に至るまでの背景を描いたお話となっています。

まゆりの死を見続けてしまったオカリンの精神は限界を超えてしまい、フラッシュバックする度に執事の黒木さんに峰打ちされる有様。秋葉 幸高の力を借りるも打つ手が無い状況。いよいよ追い詰められた紅莉栖が頼ったのが、父親であるドクター中鉢でした。

β世界線では娘の才能に嫉妬し、タイムマシン理論に関する論文を取り上げ、あまつさえその命を手にかけようとした人間の屑。

そんな中鉢が娘の声に耳を傾け助言を与えた。世界線が違うとはいえ、あそこまで腐ってしまった人間の心根が変わるものなのかは正直疑問。かつてタイムマシン開発を共に夢見た秋葉 幸高が間に入ったからこそ実現した和解だったのかもしれませんが…

ちなみにこの物語はドラマCDの「哀心迷図のバベル」とも繋がっているんですよね。フェイリスとの繋がりや、7年前のマイフォークの話など。

シュタインズ・ゲート世界線はβ世界線をベースにしている為、ドクター中鉢は紅莉栖の論文を持ち逃げした先のロシアで囚われの身となり紅莉栖と和解する機会は永久に失われました。

それだけにギクシャクしながらも親子としての会話が行われたあのシーンは貴重なものなんだと思います。

ここまでのシナリオを終える事で「三世因果のアブダクション」が解放されるのですが、正直トリに持ってくる程の話では無かったかなと。

誘拐されたまゆりを探す為に複数の世界線を行き来する話なんですけど、SERNは関係無かったよってオチ。

ラボの室内が血まみれになっていた辺りまでは言い様の無い不気味さが有って良い感じだったのに、その後出てきた黒マント集団に「あれ?」。

まゆりのコスプレ仲間として「フブキ」「カエデ」という2名の名前がちょいちょい出てくるのですが、キーマンはフブキの兄貴であるナカセシンイチでした。わざわざ立ち絵まで用意されている人です。

今回の種明かしの過程でシンイチがまゆりに好意を抱いている云々の話が出てくるんですがこのくだり必要有った?

最後はまた物語冒頭にループして終了。どうにもすっきりしない終わり方でした。

そして隠しシナリオとして最後に解放されるのが「月暈のビヴロスト」。α世界線でまゆりが死んでから2年後の綯を主人公にしたお話です。

1作目の「執念綯」に至る話になるのかとgkbrしていたらそんな事は無かったぜ。

行動の根底に「「当事者」になりたい、なりたかった」という強い想いが存在している点において、綯にはルカ子に近い部分が有るのかなと思いました。

ただダルが綯の事をあんまり覚えていない感じの反応示していたのがちょっと気になりました。

その後行動を共にした綯を巻き込まないよう色々配慮している事を考えると、あの場面も敢えてすっ呆けた可能性は有るんですけどねぇ。

結局綯が送ったDメールをミスターブラウンは見たのでしょうか。

綯自身がダルと過ごした9日間の記憶を今も持っている事から、①送信は出来なかった、②受信したが過去を改変するには至らなかったのいずれかですが、私は後者だとは思います。

ラウンダーとしていつかは自分も死ぬ事を覚悟していたミスターブラウンが、あのメールを受け取る事で綯が未来で健在である事を知り、あの手紙をポストに残した、そう信じたいですね。

大団円とは言えない形で物語は締めくくられましたが、その後流れたエンディングテーマである「あの夏の日の思い出」の切ない曲調などと相まって、私個人としては良い終わり方だったんじゃないかと感じました。

ゲーム性は一切無い作品でしたし、微妙なシナリオも有りましたけど、総合的には満足の行く作品だったと思います。

これでようやくSteins;Gate0を進める事が出来ます。あ、その前に劇場版「負荷領域のデジャヴ」の視聴が先ですな。
ゲーム  :  trackback 0   :  comment 0  :