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総帥Diary - 徒然なるままに -

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「涼宮ハルヒの憤慨」読了 

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)
とうとう最新刊まで追いついてしまいました。本作は中編2本で構成されています。以後ネタバレ注意。

「編集長★一直線!」

すわ生徒会との直接対決かと思いきや、あっさり古泉の仕込みで有る事がばらされてしまいちょっと興ざめ。この点はオチまで引っ張っても良かったんじゃないかなぁ。ちょっと勿体無かったように感じます。

生徒会長は「機関」の協力者で、有る程度事情説明を受けていると古泉は言ってましたが、ハルヒの特殊性やハルヒを取り巻く各種勢力についても全て知らされているんでしょうか?。善人では無いけど頭は切れる人みたいなんで、今後再登場があるのかもしれませんね。

またこの話では喜緑さんが生徒会書記として再登場し、長門と同じTFEI端末である事がはっきりしました。そうなると「ミステリックサイン」の仕掛け人が長門と喜緑さんのどちらだったのか気になるところです。今のところ明確に定義されてはいませんが、彼女は恐らく「穏健派」でしょう。なので「主流派」「穏健派」の合作だったと見るのが妥当かもしれません。

それと古泉いわく現在の喜緑さんは長門のお目付け役って話ですが、そうすると「陰謀」で長門が言っていた「同期機能の封印解除コードを管理しているインターフェイス」って案外喜緑さんかもしれませんね。

彼女の今回の活躍は、生徒会長の横暴にキれかけた長門を諌めた程度だったので、出来ればもうちょっと彼女の出番があると面白いですね。長門に関する会話を喜緑とキョンが交わすシーンがあってもいいかも。

さて生徒会が作成するよう指示した文芸部の機関紙についてですが、みくるが書いた「童話」の挿絵は全部みくる作だったのかなぁ。小人の長門がめちゃくちゃツボりましたよ(*´Д`*)。

長門の「幻想ホラー」3編は確かにちょっと難解。ただネットで見かけた意見と同様に私もこの内容については過去・現在・未来を象徴する内容だと理解しました。

キョンの解釈では登場人物は長門、みくる、古泉となっており、そうなると「無題1」で長門をあるべき場所へ導いたのはみくるという事になります。でもそれを現在時空のみくるがやってのけたとはちょっと思えませんので、この話に出てくるのはみくる(大)である可能性が高いと私は考えています。

「溜息」で、みくるは古泉(というか「機関」)の言う事をあまり信用するなと言っています。そして「陰謀」で古泉が言うように、現在両者は「敵の敵は味方」で共闘状態になってはいるものの、両者の考えは反しており基本的に相容れない関係です。

しかし、「情報統合思念体」については今のところ特に敵視する発言は出ていません。その事から推察するに、彼らは「機関」よりは近しい関係にあり、場合によっては「同盟関係」的なものが成立しているのではないでしょうか?。「無題1」に未来人が出てくるのはそうした関係性をどこか匂わしています。

まぁ長門の「誕生」に立ち会ったのも未来人にとっての「規定事項」だった、ただそれだけなのかもしれませんがね。

次に「無題2」は3年前にハルヒの監視を始めてからSOS団に加わった事で変わりつつある自分を表現しており、これは一番分りやすいです。単なる監視端末であった自分が、SOS団のメンバーに関わる事で本来持ち得なかった人間性を獲得しつつあり、そこに更なる奇跡が訪れる事を長門は望んでいると解釈出来ます。この「奇跡」を妄想すると、ようは長門は「独立した一人の人間になりたい」って考えているんじゃないかとそう思うわけです。

最後の「無題3」は抽象的で解釈が非常に難しい。「棺桶」は統合情報思念体を指しているのでしょうが、そこに「戻る」という事はインターフェイスとしての生を終えてしまう可能性が高くなります。上記の妄想解釈をベースにこれを考えると、一人の人間に進化する「奇跡」を待ち望んでいる長門の現在の心理とは相反するものです。

まぁ「棺桶」に戻る事がどういう結果につながるのか、その解釈次第で「無題3」の捉え方はどうとでも変わってしまうのでこの辺は何とも言えませんけど。いずれにせよこの「発表会」が行われるのは物語の全てに決着が付いた時である事は間違い無いでしょうね。

この機関紙の執筆陣として鶴屋さんにオファーが入るのは名誉顧問として当然の流れかと思いますが、ここに谷口と国木田コンビが出てきたのは注目すべき点でしょう。そもそも「アレ」呼ばわりだったこのコンビにハルヒが声をかけて原稿依頼するってのは初期の彼女では有り得なかった事です。

またキョンの勉強を見てやる話をしてる際に、「国木田レベルまで持っていってやる」みたいな話をハルヒがしてるんですけど、これもハルヒが国木田の学力レベルをしっかり認識している事の表れですよね。他者に関心を持たなかったハルヒがクラスメートとそれなりにコミュニケーションを取り、クラスに溶け込みつつある状況の一端を垣間見るエピソードだったと言えます。

「ワンダリング・シャドウ」

ある意味「幽霊の正体見たり枯れ尾花」。こちらのエピソードも特に緊迫感のあるものではなく、どちらかというとほのぼの系。クラスメートの阪中さんがSOS団を訪れ、彼女の飼っている犬が散歩コースで何かに怯えていているのでその原因を探って欲しいと依頼してきます。

この流れはまさに「ミステリックサイン」の再来ですが、阪中さんはいずれの勢力の仕込みでも無いようです。では一体何が起きているのか?、という事になります。まさか本当に幽霊でも出ているのでしょうか。

結局犬が怯えて病気になっていたのは、宇宙から飛来した隕石に付着していた情報生命素子が犬に取り付いた事が原因であり、幽霊とは全く関係有りませんでした。というわけで長門がこの生命体をアーカイブしてシャミセンに移す事で事件は無事一件落着。

このエピソードもやはりハルヒの変化に焦点を当てていたように思われます。どうやらこの事件を通じて阪中さんとは親しい友人になったようですね。ハルヒがSOS団以外のメンバーと親しく付き合うのも初期には想像も付かなかった事でしょう。ツンツンしてた中学時代にもそういう親しい友人は皆無だった筈ですし。

古泉はこうしたハルヒの変化を「拍子抜けするほど安定してきており、普通の高校生になりつつある」と評しており、「機関」としては望ましい状況と捉えていますが、それを良しとしない勢力が存在します。それが「陰謀」で登場した未来人や「機関」の敵対勢力であり、まだ見ぬ「広域帯宇宙存在」もそこに絡んで来ることでしょう。当分先になりそうですが、次巻は長編でこうした敵対勢力との話が動いてくれる事を期待しています。

ちなみに今回の一番の見所は長門が発した「禁則事項」のジョークかと。まさか長門がみくるのモノマネ?をするとは思わんかったですたい(*´Д`*)。
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