都合の良い時だけピロに依存するなと諭したり、子猫に冷たいミルクを飲ませるなと注意したり、年齢の割りに結構分別有る細かい配慮を見せる祐一だけに、この点だけはどうにもちぐはぐな感じがしてなりません。まぁこんなところに拘る人間は少ないと思いますけど、作品の質が高いからこういう細かいところが気になるのかもしれません。
学校で舞に対して真琴の事を訪ねる祐一。舞は「自分には何もしてやれない」と返しますが、代わりにいよいよ天野が登場。なるほど声は坂本 真綾かぁ、天野の憂いと感情を抑えた感じが良く表現出来ていると思いますよ。
真琴ルートに入ったので、さすがに栞との逢瀬も一休みのようです。もしこれでも栞を出すようなら京アニに幻滅するところですが、さすがにそれは無かったようで一安心。
祐一がぼやくように、真琴のベクトルはツンからデレ(というか素直)に一気に振り切れており、ピロと同じように祐一にも何かと理由を付けてべったりの様子。
翌日学校で天野を呼び出し真琴と友人になって欲しいと願い出る祐一ですが、天野にはそれはあまりに酷な話でした。彼女は既に奇跡と悲しい別れを経験しており、祐一の願いはそれをもう一度繰り返す事に他ならない。だから彼女は「自分をこれ以上巻き込むな」と祐一を拒絶します。
真琴は自分の手掛かりを物見の丘に見出し、同じように祐一も過去の記憶と真琴の正体に思いを馳せる。その現実を祐一はまだ認めようとはしませんが。そういえば物見の丘は青々としていてとても真冬とは思えない景色でしたけど、あれは奇跡の丘なればこそ?。
家に帰った二人を迎えた名雪から、真琴の身元確認状況が芳しく無い事を聞かされますが、真面目な話をしている最中に出てきたピロを見て豹変する名雪。物凄い勢いでピロを撫で回す名雪の姿くらいしか今回息が抜けるシーンは無かったかと。
「恋はいつだって唐突だ」
少女漫画を一緒に読んでやるこのくだりは原作でも印象的なシーンでした。何故なら元気だった真琴の姿はここを境に一気に変わっていくから。
祐一のベッドにピロと共に潜り込む真琴。祐一は相変わらず冷静だなぁ。どんだけ達観してんだお前は。エロゲの主人公とは思えない紳士っぷりです。まぁここでおっ始まっても困りますが。
夢を見ている真琴のうわ言を聞いた祐一は全てを悟り、天野もその確信が正しい事を彼に伝えます。奇跡には代償が必要であり、その奇跡の只中に居る真琴に残された時間はそう長く無い。そんな真琴に祐一は何をしてあげられるのでしょうか。そして真琴は原作通りの結末を迎える事になるのか、それとも?
ここまではほぼ原作通りの流れになっていますので、真琴の最後がどうなるのかは非常に気になります。
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