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総帥Diary - 徒然なるままに -

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TechED 2007とWindows Server Virtualizationへの期待 

早いものでまたTechEDの季節がやってきました。退職間近のこの時期に行くのはアリなのかちょっと迷いましたが、退職金の足しにさせて貰うつもりで行ってきましたよ。

今回は「仮想環境の構築と管理」「Windows Server 2008の新しいターミナルサービス概要」「Windows Server 2008の新機能「読み取り専用ドメインコントローラがもたらすメリット」」の3コマを拝聴。

「仮想環境の構築と管理」ですが、セッションはVirtual Server 2005 R2、Virtual Server Migration Toolkit(VSMT)やSystem Center Virtual Machine Manager(SCVMM)を使ったP2Vシナリオ、Windows Server 2008に実装されるWindows Server Virtualization(WSv)の概要、といったアジェンダで進みました。

仕事の関係でVMware関連のP2Vについては結構経験を積みましたが、さすがにSCVMMはまだ未経験なのでこの辺の話は興味深かったですね。System CenterファミリーはMSも力を入れてますし、次の会社ではこれらの製品群にがっつり携われる仕事をしたいもんだと思います。

WSvについては昨年のセッションよりもアーキテクチャの説明に比重を置いていて、色々と興味深い情報が有りました。

まず基本的なお話として、WSvを使うにはWindows Server 2008のx64 Editionsが大前提になり、H/W側ではCPUがIntel VT/AMD-Vのいずれかの仮想化支援機能を実装している必要があるようです。

まぁ現時点でリリースされているCPUでこれらの要件はクリアしてますので、それ程ハードルが高いわけでは無いですけど、これでようやくx64環境を本当の意味で使いこなせるWindows Serverが登場すると言えますよね。

Hypervisorの考え方はVMware ESX Serverと同様ですが、デバイスドライバをHypervios層に持たせないのがWSvの特徴のようです。WSvではESX Serverで言うところの管理コンソールに相当する部分をParent Partitionと呼んでおり、この部分はWindows Server 2008で動作します。

WSv上で稼動する各VMはChild Partitionと呼ばれ、WindowsだけでなくLinux系OSも動かせるわけですが、それらVM上でNIC、SCSI、VGAといった仮想デバイスを使う場合、VMBus経由でParent Partitionのデバイスドライバにアクセスし、実機のハードウェアを使用します。

ただこの動きはOSがHypervisorを認識して上記のような適切な動きをする機能を実装している必要があり、2008/Vistaは当然対応すると思うのですが、それ以前の2003/2000/XPあたりの対応がどうなるのかイマイチ分かりません。まぁSupport Life Cycleが有効なものは何らかの対応が期待されますけども。

一方Linuxについては、SUSE LinuxにHypercallアダプタが実装される事で、WSvに対応する事になるようです。逆にSUSE Linux新版に同梱されるXenでは、2003/XP準仮想化環境の高速化対応が発表されるようですし、この辺がMS/Xen/Novellの提携メリットって事のようですね。

ちなみにESX ServerではこれらのデバイスドライバをHypervios層に持たせている為、新しいH/Wに対応させるデバイスドライバーをVMwareが自前で用意する必要が有りますが、WSvでは各IHVがWindows Server 2008向けに作成するデバイスドライバをそのまま流用できる為、より広い範囲のH/WをWSvで使用可能になる、というメリットがあるわけです。

ただWSvの方式ではデバイスへのアクセスが必ずParent Partition経由になる為、その分のオーバヘッドが発生する可能性や、Parent Partitionが死んだ場合にChild Partitionが巻き込まれるリスクも考えれられます。

VMwareのデバイスドライバ対応については、VMwareと各IHVとのパートナーシップによって、実際には大抵の定番機種には対応している状況なので、サーバを自作でもしない限り、ユーザーがドライバ対応で苦慮する事は無い状況です。

その辺の現状を考慮すればESX Serverにまだアドバンテージ有りと言えそうですが、ESX ServerのLicense費用は正直言って高いです。その点WSvはOSの一部としてリリースされるわけですから、その点で割安になる事が期待出来ます。

また、Windows Server 2003 R2 Enterpriseが4台まで2003 R2 EEを仮想環境として動かす事が出来るようライセンス拡張がされているように、2008でも同様の優遇措置が取られる可能性は十分有ります(この点に言及した情報を見つける事が出来なかったので、あくまで想像ですが)。

「Virtual Sever 2005はタダになったけど、Hypervisorで動くESX Serverに比べるとオーバーヘッドがねぇ」という形で敬遠されてきた状況が変わり、今後はESX Server導入の競合としてWindows Server 2008が引き合いに出されるのは間違い無いでしょう。

WSvの初期版では当初想定より機能が削られるという話がちょっと前に出ていましたが、実際にDEMO環境でもそれは見て取れました。WSvではオンラインのまま仮想環境のH/Wを自由に増設出来るのが売りの一つなんですが、仮想環境の構成画面ではVMware同様CPU、メモリ、NICといった構成が全てグレーアウトされており、変更出来ないようになっていました。

VMotion相当の機能も見送られていますので、この辺りでWSvがESX Serverを凌駕するはもうちょっと先の事になりそうです。

WSvの話で長くなってしまったので、残りの2つのセッションは簡単に。

ターミナルサーバについては昨年よりもDEMOで色々と動きを見せて貰えたのが良かったです。RemoteApp、TSゲートウェイ、TSセッションブローカー・・・やっぱりMetaframeまんまですよね(;´Д`)。先日CitrixがXenを買収したニュースが流れましたが、その際各所でMSが新生Citrixを買収するシナリオに関する記事が出ていました。

直接Xenを買収するのはGPL関連で厄介だけど、新生Citrix経由であれば何とかなるでしょって話で、いかにもありそうな話です。MSが仮想環境に力を入れているのはSoftgrid買収でも見て取れる話ですし、これでCitrixも取り込めばMSの仮想環境戦略がより磐石なものになるのは確かです。

読み取り専用ドメインコントローラは正直微妙だと思いました。認証プロセスがまだるっこしくなりますし、構築や管理権限を委譲するといっても、ブランチの人間にはやっぱりそうした仕事をお願いしにくいのが現状です。

それだったらIT部門の管理者がリモート接続して昇格させた方がよっぽど確実だし作業も早い。セッションスピーカの方はエバンジェリストだったようで、喋りが非常に達者だったのが印象的でした。

そんな感じのTechED2007でしたが、果たして来年は参加出来るのだろうか?。そればかりは次の職場次第ですね。
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