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総帥Diary - 徒然なるままに -

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「催眠」読了 

催眠―Hypnosis
千里眼シリーズの原点と言える、松岡 圭祐の「催眠」を読み終わりました。

ここから先はネタばれを含むので、まだ「千里眼 ミドリの猿」「千里眼 運命の暗示」を未読の人は読まないよう注意。
由香の多重人格障害の原因は幼少期に両親の愛情を得られなかった点にあり、嵯峨のカウンセリングにより回復方向に向かっていくところでこの物語は終わります。横領の黒幕だった財前が裁きを受けずに終わった点はすっきりしませんが、まぁ概ね話は完結してると言っていいでしょう。

しかしこれだと、「千里眼」で描写されている嵯峨の話と全く辻褄が合いません。「千里眼」では、嵯峨は「失踪中で現在行方不明」といった描写がされており、友里佐知子が「恒星天球教」の教祖である事が判明した後には、幹部メンバーとして友里と共に登場しています(一言も喋らないけど)。

「千里眼」の続刊である「千里眼 ミドリの猿」では、嵯峨の治療を受けていたはずの由香が例の宇宙人に人格交代して登場してきたり、当の嵯峨は何やら逃亡生活を送っていて、上司の倉石を何かの陰謀の黒幕と思い込んで彼の治療所を監視していたりで、さっぱり話がつながりません。

この辺の話が小説版「催眠」で明らかになるのかと思いきや、普通にハッピーエンドで終わっていたので「??」となったわけです。

気になってちょっと調べてみたところ、どうやら「千里眼」シリーズは劇場版「催眠」の後を継ぐストーリーになっているようです。またテレビドラマの「催眠」は更に劇場版の後の話だとか。それぞれ見てみたい気がしますが、劇場版「催眠」は結構グロ表現ばりばりで菅野美穂の演技がアレなトラウマムービーだとかで見る勇気がありません(;´Д`)。

ちなみに「千里眼」で蒲生が言っていた「クラシックコンサート中に拳銃自殺を図った同僚刑事」は劇場版オリジナルのキャラでした。劇場版「催眠」では、嵯峨とこの刑事が「ミドリの猿 殺人事件」を追いかける事になり、その過程で刑事は嵯峨の目の前で拳銃自殺。嵯峨は由香の別人格であるミドリの猿が仕掛けた後催眠暗示で溺死しかけ、更に東京晴海医療センターで友里佐知子に仕込まれていた後催眠暗示の発動で錯乱状態に陥り失踪、その後「恒星天球教」幹部となって登場。

とまぁ「千里眼 ミドリの猿」に至るまでに、嵯峨は散々な目にあっていたようです。彼は優秀なカウンセラーですが、被暗示性が高かった為にこのような暗示に翻弄されてしまう結果になりました。この辺の謎解きが「千里眼 ミドリの猿」で出てきますが、「催眠」では被暗示性の高い人間について嵯峨自身が説明してたんですよね。これもある意味医者の不養生?

「千里眼 ミドリの猿」でようやく嵯峨は錯乱状態から回復し、これまで彼が経験した悪夢の黒幕がメフィストコンサルティングである事を知ります。そして「千里眼 運命の暗示」では「ミドリの猿」が幻視や架空の別人格ではなく、メフィストコンサルティング日本支社の責任者として実在していた事が最後の最後で明かされます。この辺は唐突に種明かしされるので、ちょっと無理矢理感はありましたけどね。

まぁ小説「催眠」は松岡氏のデビュー作だったようですし、本来は一作で完結するものだったんでしょう。そこに映像化の話とや千里眼執筆が重なり、世界観を広げる為に催眠のストーリーを再構築したってところなのかな?。結局、オリジナルの「催眠」では千里眼との整合性が取れないので、後に劇場版をベースにした「催眠 特別編」を刊行したようです。ていうか、まさか「催眠」にそんなバリエーションあるなんて知らないし_| ̄|○

さて次回は「後催眠」です。催眠シリーズは更に「カウンセラー」と続きますので、ひとまずここまで消化したいと思っています。その後は「マジシャン」シリーズに移ります。本当は早く千里眼の続刊「千里眼 マジシャンの少女」を読みたいところなのですが、この作品が「マジシャン」の主人公との競演らしいので、先にマジシャンを読んでおかないとまた訳の分からない事になりそう。

こんな感じで、千里眼シリーズは他のシリーズ外作品とのコラボが多いようです。私はこういうシリーズ間コラボは大好きなので、こういう展開は大歓迎なんですが、なかなかメインのシリーズに手が付けられないのが悩みどころでもあります(´・ω・`)。
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