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TechED 2006で知るLonghorn Server 

MSから1名分の招待枠を貰ったのでTechED2006に行って来ました。と言っても1人で会期全部のセッションに参加するわけではなく、見たいところを決めて社内でカードを使いまわすわけですが(MSの担当営業公認ですよ、念のため)。

私は8/30のLonghorn、Vistaの展開、IIS7.0のセッションを聞いてきましたが、これらのセッションの中で一番印象に残ったのはやはりLonghorn Serverでした。Longhornには2つの稼動モードが存在します。Longhornではセットアップ時に、通常のGUIモードと「Server Core」という最小構成のCUIモードのいずれかを選択可能になっています。

Coreモードでインストールすると、アイコンやスタートメニューが一切排除されたデスクトップ上に2つのコマンドプロンプトがOpenされます。見た感じはXP(2000もかな?)のSafeモードコマンドプロンプトオンリーっぽい。DOSのように完全なCUIではないですが、この状態ではコマンドプロンプト以外の操作は出来ませんのでまぁCUIと言っても差し支えない無いでしょう。

ちなみにこのコマンドプロンプトを閉じてしまった場合は、(恐らくCtrl+alt+delで呼び出した)タスクマネージャからcmdをキックする事で再表示出来ます。

Coreモードでは稼動させられるサービスは限定されていて、DHCP、DNS、DC(とファイルサーバ)のみ。これらの管理はリモートマシンからMMCにて行う事が出来ます。最小構成で稼動させる為、結構低いスペックでも動くようです。セッションのデモで使用していたVirtualPCイメージでは確か384MB程度しかメモリを割り当ててないと言ってました。HDDも500MB前後で十分だとか。

ようするにServer Coreの実装によってWindowsServerをよりUNIXライクにしていこうという意図なのでしょう。これまでもGUIを排除したWindowsServerの登場を期待する声は私の周りでも良く聞かれていました。実際私も日々の運用において自PC上のMMCからリモートで管理操作をする事は多いですし、こういった形態のサーバの登場は非常に興味深い。

サービスを限定しモジュールを最小構成にすることでセキュリティパッチの適用頻度は相当下げられるでしょうし、Longhornから実装されるReadonlyのDomainController機能との組み合わせでActiveDirectoryの管理工数軽減も期待出来ます。

次に新しいターミナルサービスについても書いておきましょう。Longhornでは随分と踏み込んだ仕組みが展開されるようです。それがターミナルサービスWebアクセスとターミナルサービスゲートウェイです。前者はブラウザで表示されるポータル画面からアプリケーションを起動する形式で、ポータル画面上のアイコンをクリックすると、ターミナルサーバ上でそのアプリが起動し、その画面があたかもクライアント側で起動しかたのように画面表示されます。後者の機能はこうした通信をSSLでセキュアに行う為に、ターミナルサーバとの間に挟まれるゲートウェイサーバ機能です。

お気づきの方も多いでしょうが、これって両方ともCitrixのMetaframeで提供されている機能なんですよね。前者がWeb Interfaceで後者はSecure Gateway。私はMetaframeでこれらの構築を担当しましたので良く分かります。

これらの機能をLonghornでは標準装備してしまうわけですから、Citrixとしては看過出来ない話に見えます。とは言え、そもそもターミナルサービスの技術はCitrixからMSに供与された技術ですし、そういう意味では両社はパートナー関係にあります。ですからこの実装についても両者の間で何らかの交渉と合意があったのかもしれません(ぶっちゃけ金とか)。

また確かにMetaframeの技術が取り込まれてはいますが、例えばMetaframeが持つICAクライアントからアプリケーションファームに対するロードバランシング機能などは恐らくLonghornには搭載されないでしょう。こうした特徴をMetaframeの優位性としてアピールしていく事で両者は共存していけるという見方も出来ます。

まぁその辺の思惑はともかく、Metaframeの機能をOS標準で有る程度使えるってのは企業ユーザーから見るとおいしい話です。というのもMetaframeってのは導入しようとすると結構ライセンスが高いんですよ。小規模案件であればLonghornのみでサーバーベースコンピューティング環境が実装出来ますので、そういった点でのコストメリットが期待出来ます。

最後がWindows hypervisorです。誤解を恐れずに言うならば、VMware ESX Serverのようにハードウェアネイティブで仮想マシンを稼動させる事が可能になるアーキテクチャ、といったところでしょうか。詳細はこちらを見て欲しいんですが、ESX Serverで稼動しているLinuxベースのService Console部分がLonghornであり、VMkernel部分がhypervisorって事になると私は理解しました。

これまでMSはVMware ESX Serverに相当する製品を持たなかった為、仮想化に関してはVMwareとは異なるレイヤーで共存していくような姿勢を示していましたが、これまでに展開された無償化合戦やLonghornへのhypervisor実装などはどうみても喧嘩上等です本当にありがとうございました。

ただ気になるのはhypervisorは初期リリースには間に合わず後からアップデートの形で提供されるというお話。VMware ESX ServerのService Consoleだけを先にインストールしておいてLinuxOSとして普通に使いつつ、後からvmkernelを突っ込んで仮想マシンを動かす、みたいな話にしか見えないんですが果たしてそんな事可能なんだろうか?

とまぁ想像していた以上にLonghornは本当に面白そうなOSです。正直言って2003がリリースされた時には2000と然程変わらない印象でしたがLonghornは期待大。Vistaはひとまず社内のデスクトップチームに任せてしまって、私はLonghornに今後も注力していきたいと思います。ていうか光の速さでVMware ESX Server上にLonghorn Beta2インストールしますた('∀`)
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